喫煙を見直してみませんか?
生活習慣病は普段の悪い生活状況が蓄積されて起こる病気で、喫煙もその原因のひとつです。
今月は皆さんにも身近な『たばこ』について考えてみましょう。
《喫煙指数と肺がんの危険度》
 日本の男性の喫煙率は、諸外国と比べて高く、特に若い世代の男性、女性の喫煙率が上昇しています。
 また、わが国における肺がん死亡者数は年々増加しています。本町でもがん死亡者の内、約4人に1人が肺がんです。肺がんの大きな原因の1つ
 が『たばこ』です。
 たばこを吸い始めた年齢が低く、1日の喫煙本数が多いほど、肺がんにかかりやすいと言われています。あなたの喫煙指数は、いくつですか?
喫煙指数=喫煙年数×1日喫煙本数=400以上 要注意
                        600以上 危険性が高い
《血管を縮ませる犯人は、ニコチン》
 たばこを吸う本数が多い人ほど、せき・たんや肩こりや腰痛、手足のしびれなど自覚症状が多いという報告があります。
 喫煙後には体にたくさんの変化が見られます。喫煙後、数分で血圧、脈拍数が上昇します。吸い始めてから10分位で皮膚の温度は約3℃低くなり 
 ます。これは、たばこに含まれるニコチンの作用により、皮膚や筋肉の血管が縮むことが原因です。血管が縮んだ状態が長く続くと、体にさまざまな
 負担があります。
《たばこの煙は、赤ちゃんにも有害》
 町で、妊婦の方を対象に喫煙アンケートを行った結果、夫や祖父などが喫煙する家庭が多くありました。
 『たばこ』の煙は、血液の流れを悪くすることから、母体から胎児に酸素や栄養が運ばれにくくなり、胎児の成長が阻害され、体重が少なくなったり、
 流早産、妊婦合併症が起こりやすくなります。煙に含まれる有害物質は、喫煙者が、たばこを直接吸い込む煙(主流煙)よりも火のついた方から出る
 煙(副流煙)に多く含まれています。妊婦自身だけでなく、家族もたばこの煙を吸わせないような環境づくりが大切ですね。
《好奇心だけでは吸わないで・・・》
 国が青少年対象にとったアンケートによると、高校3年男子の約30%、女子約15%に経験があるとの報告があります。喫煙の動機は「好奇心」や「何と
 なく」が多く、自動販売機などで容易に入手しているようです。友人、親、兄弟、教師などの影響も大きく、特に親が喫煙している家庭では、子どもが
 喫煙しやすいことが明らかになっています。
《喫煙習慣を見直そう》
 「たばこをやめたい」と思っても、なかなか禁煙ができない、禁煙後も半数以上の人が1年以内に喫煙してしまうのが現実です。ニコチンの依存性と、
 喫煙の習慣化が、やめたくてもやめられない体を作っています。
 循環器、呼吸器、消化器疾患等を持ち、禁煙が必要と判断された方に対し、禁煙の補助剤としてニコチンガムも処方されるようになりました。町では
 「今年こそ禁煙を・・・」と思っている方に、同じ思いをもった仲間同士で励まし合う「禁煙サポート」を行うことも検討しています。

自分自身の健康、大切な家族のために『たばこ』について見直してみませんか?
広報しらかわ 2月号より
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