東濃ヒノキのまち
木を育て  生かしていこう  未来のために
白川町は全面積の約88%が山林。町の木にも指定されているヒノキが、美しい山並みを形成し、町の産業の主軸を成している。ヒノキは日本人が最も好む木材といってもよい。清々しい香り、優しい肌触り、温もりのある色と質感…。他の木にはない、素晴らしい魅力を備えている。ヒノキを用いた家は、心身ともに温かく包み込まれるような感じがして、大変居心地がいいものだ。というわけで、近頃は木造住宅がちょっとしたブーム。自然の良さをしっかり生かした家なので、高温多湿な日本の風土にはぴったり。夏涼しく、冬温かいのが特徴だ。中でも白川産の「東濃ヒノキ」は、年輪の緻密さと色、ツヤ、粘りの強さで全国的にも評価が高い。加えて本町は腕のよい大工の代名詞ともなっている「白川大工(たくみ)」の地でもあり、両者が相まって優良な産地直送住宅の生産を県内外に展開している。
林業の町
 全面積の約88%が山林である白川町は、緑豊かな木の里です。全国に名高い銘木「東濃桧」が育つことでも知られており、林業に従事する人も多くいます。町内には東濃桧を中心とする市場が開設され木材の安定供給が図られているほか、最新のプレカット工場、東濃桧を取り扱う製品流通センターも完備。製材技術の近代化と新しい流通拠点作りが進んでいます。
新旧の技を併せ持つ若手技術者を育成
 いい木が育つところには、木造建築の伝統技法に長けた熟練の大工がいるのが道理というわけで、かつては白川匠(たくみ)と称された名工たちも数多くいました。しかし、日本の年間木造住宅建設戸数は80万個に上った昭和40年代をピークに減少の一途。高齢化や後継者不足も進み、今日では昔ながらの熟練の技を持つ人はわずかになってしまいました。
 そこで、町内や近隣地域の建築業関係者らが協力して開設したのが「濃飛建設職業能力開発校」です。廃校舎を利用した多目的研修施設「見知食作(みちくさ)館」で若手技術後継者を育てるための実践的な教育が行われています。伝統技法はもとより、CADを用いた最新技術やプレカット工法なども訓練していることがここの特徴で、新旧の優れた技術の融合を図りながら、未来を担う人材を育成しています。
木のぬくもりに浸る体験型モデル住宅
 町の中ほどに位置するアウトドアリゾート「クオーレふれあいの里」には、地元の東濃桧をふんだんに使ったバリアフリー仕様のモデル住宅があります。見学するだけでなく、宿泊体験ができるユニークな施設で、東濃桧ならではの木のぬくもりや香り、やさしさを家族や友人と一緒にじっくりと実感してもらおうというねらいです。調度類にも地元の木製品を用いており、東濃桧の魅力を多彩にアピールしています。
【出典:美濃白川組曲・白川町ちょっと覗いてみてごらん】
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