チャイルドシートの使い方

1.チャイルドシートとシートベルト着用の徹底
 ★家庭では…
   ・チャイルドシート及びシートベルト着用の必要性と効果について家族で話し合い、着用を徹底する。
   ・幼児等を同乗させる場合は、体格にあったチャイルドシートを使用する。
 ★運転者は…
   ・チャイルドシートの必要性と効果を認識し、幼児・児童を同乗させる場合は正しく着用させ、習慣づける。
   ・「面倒だから」「すぐ近くだから」という気持ちを捨て、必ずシートベルトを着用する。
   ・シートベルトを自ら正しく着用するとともに、前席同乗者のみならず、後部座席同乗者にも正しい着用を促す。
 ★地域職場では…
   ・各種講習会や行事のほか、回覧板やチラシなどを活用して、チャイルドシート及びシートベルトの着用の必要性と効果について啓発に努め、地域
    ぐるみ、職場ぐるみで着用の徹底を図る。
   ・日常の点検整備や朝礼等の機会にチャイルドシート及びシートベルトの着用の効果と正しい着用方法を周知徹底し、職場ぐるみで着用を習慣づ
    ける。
   ・特に幼稚園・保育園等では、保護者に対して、チャイルドシートの着用について指導を徹底する。

2.正しく使っていますか?チャイルドシート
 平成12年4月から6歳未満の乳幼児のチャイルドシート着用が義務化されました。チャイルドシートには、自動車乗車中の乳幼児を衝撃から守る
高い効果が認められています。しかし、正しく使えば大きな力を発揮するチャイルドシートも、選び方や使い方を誤れば危険につながりかねません。

Point1.正しい選び方は?
 チャイルドシートには3種類あります。子どもの体格にあわせて選びましょう。
乳児用(ベビーシート)
10kg未満 0〜12ヶ月ぐらい
70cm以下
まだ首が据わっていない乳児を寝かせるタイプ。後ろ向きや横に置くものがある。
幼児用
7〜18kg 1〜4歳ぐらい
70〜100cm
前向き、後ろ向き専用で使うものと、両方兼用のものがある。
学童用(ジュニアシート)
15〜36kg 4〜10歳ぐらい
100〜135cm
車のシートベルトをそのまま着用するため
お尻の下に敷き、座高を上げる。
                                                                                (体重・年齢等は目安)

Point2.正しい使い方は?
Q チャイルドシートを車に取り付けてもすぐにぐらついてしまうのですが?
A チャイルドシートはしっかり固定して使用することが大切です。もう一度取扱説明書を読んで、ぐらつきが生じないようしっかり固定しましょう。
特に、次の点をチェックしてください。
 ・車とシートの相性が悪い場合があります。メーカーの適合表等で確認してください。
 ・チャイルドシートが車の座席にしっかり押し付けられないことがあります。チャイルドシート座面に乗って体重をかけながらシートベルトを引っ
  張って固定しましょう。
 ・ロッキンググリップ(固定金具)の位置、方法(裏表など)は正しいか、もう一度取扱説明書で確認してください。
Q 子どもがチャイルドシートをいやがり、泣いたりして困っているのですが?
A チャイルドシートを使用することは、子どもの安全のための「しつけ」です。毅然とした態度で臨みましょう。
また、こまめに休憩をとったり、歌やお話で気を紛らわせるなど工夫してあげましょう。
Q チャイルドシートを譲ってもらうとき、どんなことに注意したらようですか?
A 次の点に注意してください。
 ・事故歴や強い衝撃を与えられたことがないこと。外観に異常はなくても危険な場合があります。
 ・必要な部品、付属品(特にロッキンググリップ)、取扱説明書が全てそろていること。

3.タイプ別 取り付けの「ありがち」まちがいとチェックポイント
チャイルドシートは@子どもと車に合ったものを選ぶAしっかりと車に取り付けるB子どもの体をちゃんと固定する、という3つがすべてそろって
はじめて安全装置としての力を発揮するものです。ところが現実は、自分ではちゃんと使っているつもりで実はマチガイというケースが少なくないようです
そこで、アメリカ運輸省が1万7000台以上の車をチェックしてまとめた『ミスユース(誤使用)』のパターンをもとに、ポイントをまとめました。
生まれたときから、正しく使う習慣をパパもママも身につけて
まだ適切な年齢、体格に満たないのに前向きに座らせている
頭の大きさの割りに首が弱いので、前向きに取り付けていると、衝撃で頭が前に飛び出し、首の骨を折ってしまうことも。年齢が達してもまだ、体が小さいなら後ろ向きのままでOK。適応体重の表記を確認して。
チャイルドシートの肩ベルトを通す穴の高さが適当ではない@
肩ベルトは3段階ぐらいに高さを調節するものがほとんど。肩の高さか、それよりやや低めの穴に通して。赤ちゃんの成長は早いから、こまめに肩の位置をチェックして。
チャイルドシートのバックルが正しく止められてないA
急いでいるときや赤ちゃんがぐずったときなど、止めたつもりでもきちんととまっていないことも。毎回「カチッ」と音がするのを確かめて。
シートベルトにたるみがあるB
大きくハンドルを切っただけで、グラッと傾いてしまうことも。ベルトが首にかかり骨折などのおそれがあり、とても危険です。
乳児用チャイルドシート
約45°の角度に取り付けられていないC
頭前向きにも使える兼用タイプだと、背もたれがリクライニングできるので、どこがベビーに適した角度なのかj分かりにくいことも。取扱説明書などをきちんとチェックして、ベッドタイプ以外は、約45°を保ちましょう。
チャイルドシートの肩ベルトによぶんなゆとりがあるD
肩ベルトから腕が抜けていると、そのまま体が飛び出してしまいます。ママがまちがって止めたりしないよう気をつけて。
シートベルトがロックされていないE
ELR式シートベルトだと、急ブレーキや急ハンドルでシートベルトが伸び、シートごと赤ちゃんが倒れたりしてしまうことも。固定金具やシートベルトの固定機能を使ってきっちりロックする習慣を。
固定金具の付けまちがいF
表裏のまちがいやシートベルトがきちんと通されていない場合、固定する役割を果たしてくれません。

手足を動かしたり、眠ってしまったときにも安全でいられるように
チャイルドシートの肩ベルトを通す穴の高さが適当ではない@
成長に合わせてベルトを通す穴の高さを調節して。肩の高さか、それよりやや高めの穴に通します。一番上の穴に通して、肩がきつくなってきたら学童用シートへの移行を考えましょう。
チャイルドシートの肩ベルトのバックルが正しく止められてないA
バックルは子どもの力で外れないよう、固く止められるように作られています。その分、きっちり差し込まないと、ちゃんと止まらない場合も。お菓子のくずやホコリなどが入り込むと、きっちり止められないこともあるので気をつけて。
シートベルトがロックされていないB
シートベルトが固定されていないと、チャイルドシートの上で体を動かしただけでぐらついてしまいます。
幼児用チャイルドシート
シートベルトにたるみがあるC
どんどん活発になっていく子どもたち。毎日乗り続けると自然とゆるんでくることもあります。こまめにチェックして。
チャイルドシートの肩ベルトによぶんなゆとりがあるD
肩や腕が抜けてしまっていたら、事故のときチャイルドシートから体が飛び出してしまうことも。子どもが自分で抜け出さないよう、きちんと習慣にして。
固定金具の付けまちがいE
座高も高くなってくるので、固定されていないシートが前に飛び出したときに、顔や頭を前席の背もたれの後ろにぶつけてしまう可能性があります。

シートベルトが使えるようになるまで必ず使って

体格に合っていない
こちらはちょっとお兄ちゃん、お姉ちゃんになってから使うもの。シートベルトが適切な位置を通っているか確認した上で使用して。
肩ベルトの位置がまちがっていて、きっちり止められない@
シートベルトの肩ベルトが首にかかったり、腕の下を通っていたりすると危険です。
シートベルトでしっかり体を固定できていないA
シートベルトで体を固定することが大前提。ただ、シートを置いて座らせるだけではかえって危険です。
固定金具の付けまちがいB
学童用チャイルドシートの中にはちょうどいい長さにロックできるよう固定金具付きのものも。せっかく付属でついていてもまちがって使ったら逆効果。取扱説明書をよく読んで。

体格に合っていない
背もたれ付きは幼児用卒業直後の4歳頃におすすめです。とはいえ、太めちゃんやのっぽちゃんはきゅうくつなことも。きちんと正しい位置でシートベルトが止められるかどうかがポイントです。

肩ベルトを調節する位置が正しくない
肩ベルトを通すバックルや、フックなどがついている製品を使うとき、位置を調節できないと体格に合わないこともあるので、要注意です。
ドライブガイド埼玉より

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